pith(温度計)


概要

pitrh(pic thermometer)は パソコンのRS232Cに接続する温度測定装置です。
ターミナルソフトを用いいて、温度の測定などが可能ですが、 専用のソフトPith meter を使うとより便利に温度測定が可能です。
こちらで、 実際に外気温、室温、観測機器の温度の測定にpithを利用しています。

ハードウェア仕様

共通

(Version 1)

(Version 2)

(Version 3)

各バージョン比較

Versionマイナス温度測定温度測定数出力端子数特徴
1×4/30/1基本形
23/20/1マイナス温度を測定したい場合はこれ!
3×0/14/3多くの機器を温度制御したい時はこれ!

pithの使用方法

RS232Cのストレートケーブルで、パソコンと接続します。
パソコンでPith meterまたは ターミナルソフト(例えばハイパーターミナルなど)を起動します。
Pith meterの使い方等はPith meterのページをご覧下さい。
ターミナルソフトの場合は、pithのコマンドを入力する事で操作できます。

pithのコマンド

パソコンからpithへコマンドを送る事で、pithを操作できます。 初期設定ではエコーバックしない様になっていますので、入力した文字は表示されません。
echo<リターン>と入力するとエコーバックするようになります。 コマンドは大文字、小文字どちらでもOKです。 コマンドには次のようなものがあります。
temp
温度測定。全てのチャンネルの温度を測定し、結果を返します。

vers
pithのバージョンを返します。

stat
ステータス。
anal
アナログモード。4CH(Ver1)または3CH(Ver2)または3CH(Ver3)を温度測定モードにします。

digi
デジタルモード。4CH(Ver1)または3CH(Ver2)または3CH(Ver3)を出力モードにします。

swon
スイッチON。
4CH(Ver1)または3CH(Ver2)が出力モードの場合、出力をON(high)にします。
Ver3は全チャンネルの出力をON(high)にします。

swof
スイッチOFF。
4CH(Ver1)または3CH(Ver2)が出力モードの場合、出力をOFF(low)にします。
Ver3は全チャンネルの出力をOFF(low)にします。

echo
エコーバック。エコーバックするようになります。
もう一度、echoコマンドを実行するとエコーバック無しに戻ります。
エコーバック有の場合、連続して文字を送信すると取りこぼす場合があります。

trun
連続温度測定モード。1秒間隔で温度データを返します。
止める事はできません。
onn0(Ver3のみ)
ON CH0。
0CHの出力をON(high)にします。
onn1(Ver3のみ)
ON CH1。
1CHの出力をON(high)にします。
onn2(Ver3のみ)
ON CH2。
2CHの出力をON(high)にします。
onn3(Ver3のみ)
ON CH3。
3CHの出力をON(high)にします。
off0(Ver3のみ)
OFF CH0。
0CHの出力をOFF(low)にします。
off1(Ver3のみ)
OFF CH1。
1CHの出力をOFF(low)にします。
off2(Ver3のみ)
OFF CH2。
2CHの出力をOFF(low)にします。
off3(Ver3のみ)
OFF CH3。
3CHの出力をOFF(low)にします。

Ver1(試作機1)

Ver1(試作機2)

徳島大学アストロラーブの南部さんが作成されました。

Ver2

資料

Version 1

Version 2

Version 1,2共通

Version 3

利用例

注意

お約束事ですが、pith の使用による結果については作者は一切責任を負わないものとします。 自己責任でご利用下さい。

謝辞

pithの作成にあたり、Ver1では南部様、青木様より、Ver2では皆川様、南部様より 沢山のアドバイスとご協力をいただきましたことを深く感謝いたします。 ありがとうございました。

FAQ

出力される温度が実際より高い。
pithは電力をRS232Cから得ていますが、使用するパソコンによっては 電力不足になっているかもしれません。 電力不足になると実際より高い数値が出力されてしまいます。
一度、テスターを用いてジャンパーピンの電圧を測ってみて下さい。
5V以下の場合は電力が不足していますので、外部電源を接続して下さい。

出力端子をONにすると、実際より高い温度を返す。
出力端子から流れでる電流が多いと、電力不足になります。
できるだけ電流が流れでないようにするか、外部電源を用意して下さい。

続けてコマンドを送るとちゃんと実行されない。
コマンドを処理している間は、コマンドを受け取る事ができません。
結果が返って来るコマンド(tempやversなど)は結果が返ってから、 それ以外のコマンド(analやswonなど)は10〜100ms待ってから次のコマンドを 送るようにしてください。

エコーバック有の時、ちゃんと文字が送れない。
エコーバックの為にpithがパソコンにデータを送っている間に、 パソコンから送られたデータは取りこぼされてしまいます。
エコーバック有の場合、1文字づつ送るようにしてください。
ターミナルソフトで、キーボードから打ち込んでいる場合であれば問題はないと思いますが。。。

パソコンにRS232Cが無い。
パソコンにRS232Cが無い場合は、USB-RS232C変換器を使ってpithを使用することが可能です。
以下の物の動作が確認されています。 (これらは必ず動作することを保証するものではありません)

動作が確認されているUSB-RS232C変換一覧
SUNTAC VS-60R
秋月電子 USB・RS232C変換モジュール

お問い合わせは:山本道成までどうぞ。