ダイナミックDNSの設定(DynDNS.org)

ダイナミックDNSの設定(家サーバ)


LD-BBR4M3には、 ダイナミックDNS機能があるので、DynDNS.orgなら 簡単に利用できます。
しかし、ここのサーバは、家サーバプロジェクトの nap.dip.jp をメインに使っているので、これをなんどかしないといけません。 これは、Linxサーバ側で処理する事にしました。

ダイナミックDNSの設定時の基本方針

ADSLでは接続をおこなうたびに新しいIPアドレスが振られます。
そこで、IPアドレスが変わったら、家サーバプロジェクトの サーバへ新しいIPアドレスを設定する事になります。

サーバがルータを兼ねていて、PPPoEを実行していた時は、PPPoEの接続が確立したらその都度 IPアドレスの登録処理をしていたのですが、ルータを設置したのでサーバはIPアドレスがが 変わった事を直接しる事ができません。

DynDNS.orgへはルータのダイナミックDNS機能によって、 IPアドレスが変わるごとに登録されることを利用しました。
サーバでは定期的にDynDNS.org家サーバプロジェクトのDNSサーバから 登録されているドメインを引いてみて、IPアドレスが異なっている場合のみ、 IPアドレスの登録を行うようにしました。

プログラム

次の様なプログラムを作成し、cronで定期的に実行させるようにしました。
やっている事は、nslookupでドメインを引いて比較しているだけです。
#! /usr/bin/env bash

AD1=`nslookup nap.dip.jp  ns1.ieserver.net 2> /dev/null |grep '^Address:'| tail -1 |cut -f2 -d' ' `
AD2=`nslookup nap.dyndns.org NS.DYNDNS.ORG 2> /dev/null |grep '^Address:'| tail -1 |cut -f2 -d' '`

if [ ${AD1} != ${AD2} ]; then 
  /usr/bin/gdipc -f /etc/GnuDIP2_nap
fi
もちろん、gdipcで家サーバプロジェクトに登録できるように、 /etc/GnuDIP2_nap(名前は適当に付けて下さい)を作っておく必要がありますよ。
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