みっちゃんマスコット カーネルのコンパイル(Linux、ノートPC)

デスクトップでは、Debian で提供されているカーネルで十分ですが、 ノートPCの場合、APMを有効にしたカーネルを作り直した方がいいです。
でないと、サスペンド&レジュームするたびに時間が狂ったりします。

必要なパッケージ

ソースファイルの展開

ソースファイルは、圧縮されたファイルが /usr/src ディレクトリにあるので、これらを解凍します。
以下の作業は root で行ないます。

$ su
# cd /usr/src
# ls 『ファイルの確認』
kernel-source-2.2.15.tar.bz2 pcmcia-cs.tar.gz
# bzcat kernel-source-2.2.15.tar.bz2 | tar -xvf - 『カーネルソースの解凍』
# ln -s kernel-source-2.2.15 linux 『リンクを張る』
# tar -xzvf pcmcia-cs.tar.gz 『pcmcia のソースの解凍』
# ls -F 『ファイルの確認』
kernel-source-2.2.15/ 『カーネルのソースディレクトリ』
linux@ 『上へシンボリックリンク』
modules/ 『pcmcia-csのソースディレクトリ』
pcmcia-cs.tar.gz 『pcmcia-csのソース』

カーネルのコンパイル

カーネルをコンパイルします。

# cd /usr/src/linux
# make menuconfig 『カーネルの設定』
# make-kpkg clean
# make-kpkg --revision atlas.1.0 kernel_image
# make-kpkg --revision atlas.1.0 modules_image
# cd /usr/src
# ls -F *.deb
kernel-image-2.2.15_atlas.1.0_i386.deb
pcmcia-modules-2.2.15_3.1.8-13+atlas.1.0_i386.deb

あとは、出来上がったkernel-image と pcmcia-modules を dpkg でインストールするだけです。

以上。


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